02f-00

土をつくる

◎畑を耕そう

クワの場合
1 クワの刃を上にして、柄の真ん中と下部をしっかりともちます。
2 畑の土にクワの刃を30~45度の角度で入れて、土地の中で地面と平行になるところまで差し込んで抜き出します。
3 30cmくらいの深さまで土を掘り起こし、土を反転しながら前進していきます。


スコップの場合
1 畑の土に、足を使ってスコップを深く差し込み、土地を反転していきます。
2 30cmくらいの深さまで土を掘り起こし、後退しながら耕してきます。

 

◎畝をつくろう

【畝のつくる前の準備】
畑の土を細長く盛り上げた栽培床のことを「畝」とよびます。畝をつくることで水はけがよくなり、栽培場所と通路の区別をすることで、野菜の生育管理がしやすくなります。畝をつくる前に、次のことを決めておきましょう。


<畝の向き>
畝の向きは、東西へと横に細長くつくります。


<畝の高さ>
畝の高さは5~10cmで「平畝」、20~30cmだと「高畝」とよばれます。水はけのよい畑は「平畝」にし、水はけの悪い畑なら「高畝」にして水はけをよくしましょう。


<畝の幅>
畝の幅は野菜を1列で育てるか2列で育てるかで考えます。また、野菜によって必要な畝幅が異なり、成長したときの茎や葉の範囲を考えなくてはなりません。畝の間の通路は20~30cmの幅で十分です。


【畝をつくる】
用意するもの: ・つくる畝の長さよりもやや長いひも2本
          ・高さ50~60cmの支柱4本
          ・メジャー
          ・肥料


1 畝の幅と長さを決めます。
2 畝の予定地の四隅に支柱を立て、紐をピンと張ります。
3 つくる野菜ごとに元肥の量を変えて散布します。最初は堆肥、それから科学肥料を散布します。
4 よく耕します。
5 ひもの両側にある土を、クワで畝の上に寄せ上げます。
6 レーキなどで、畝の表面をならします。

 

◎畑の管理

1 除草

良い土は野菜もぐんぐんと育ちますが、同じく雑草にも居心地の良い場所なので、予想外に大きく育ちます。抜かないでおくと、栄養分を雑草に取られたり、大きくなった雑草の陰になり色づきや実つきが悪くなったりしてしまいます。さらに、我が物顔で大きくなっていくのでどれが植えたものなのか分からなくなってしまうこともあるので要注意です。雑草が生えたら細めに抜き取るか、「マルチング」を行うと良いです。

※マルチングとは…土の上に黒や透明、シルバーなどの園芸用ビニールを張ることです。雑草の場合だと、黒のビニールを張ると良いでしょう。黒だと光を通さないため、雑草が生えにくくなります。保水性があります。

 

2 土寄せ

間引きや除草をした後に株元がぐらついたりした場合に行います。畝の横の方からクワやホーで株元に土を寄せてぐらつきを抑えます。

 

 

 

 

 

 

3 中耕

水かけや雨などでだんだんと土は固くしまってしまいます。堅い土には根も張りづらくなるのでの生育の妨げになってしまうことがあります。畝と畝の間を耕し、さらに株と株の間もやわらかくなるように耕します。中耕は除草も兼ねるのでしっかり行いましょう。ただ、あまり根っこを痛めないように気をつけましょう。

 

 

 

 

 

 

4 追肥

追肥は最初に混ぜた肥料が切れてきたころに行います。株の根元に施しがちですが、作物の根は広がる様に伸びています。養分を吸収しやすい根の先端部に近い方、株元から15~30㎝ほど離した場所に施肥するのが効果的です。

 

 

 

 

 

 

◎肥料の使い方(肥料の三要素)

チッソ…葉(葉肥とも言われ、葉色を濃くしたり植物の生長をよくします)
リン酸…花・実(実肥とも言われ、開花や結実を促進します)
カリ…根っこ(根肥とも言われ、根を丈夫にします)
市販の化成肥料の袋に書いてある数字をご存じですか?「8-8-8」や「6-6-6」など、数字は異なりますがほとんどの袋に記載されています。「チッソ-リン酸-カリ」=「8-8-8」というような成分の表示です。数字は100グラムのうちに8グラムずつ成分が入っていますという意味です。表示をよく読みバランスよく使うのが良いです。

液肥は即効性の肥料なので、すぐに効果を得たいときに使いましょう。薄めずに使うものや、薄めて使うものがありますので表示を注意してよく読みましょう。

※真夏の肥料のやりすぎには注意しましょう!真夏は人間と同じで、暑さで株が弱っていることがあるので肥料をあげすぎるとバテてしまうことがあります。