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冬の野菜

 

 

ダイコン  radish

【和名】

大根

【科・属】 アブラナ科・ダイコン属

【原産地】 地中海沿岸、中央アジア

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 230mg、カルシウム 24mg、マグネシウム 10mg、葉酸 34μg、ビタミンC 12mg

 

 

 

★Roots&History

原産地は諸説あるが、地中海沿岸地方という説が有力。古代エジプトのピラミッド建設の労働者に支給された記録もある。日本には奈良時代に中国から伝わった。「古事記」には大根(おおね)、「日本書紀」には於朋泥’(おほね)と記されている。


カブ  turnip

【和名】

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 地中海沿岸

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 280mg、カルシウム 24mg、ビタミンB1 0.03mg、ビタミンB2 0.03mg、ビタミンC 19mg

 

 

 

★Roots&History

原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸、または中央アジアとされている。日本には中国経由のアジア型と、ヨーロッパから朝鮮半島を経て伝わったヨーロッパ型がある。福井、岐阜、愛知の各県を境に西ではアジア型、東ではヨーロッパ型が分布。


ネギ  welsh onion

【和名】

葱、一文字

【科・属】 ユリ科・ネギ属

【原産地】 シベリア、アルタイ地方

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 220mg、カルシウム 54mg、β-カロテン 1900μg、葉酸 110μg、ビタミンC 31mg

 

 

 

★Roots&History

原産地に関しては諸説あるが、最も有力な説として中国西部が挙げられる。中国では紀元前から栽培されていた。日本へは朝鮮半島を経て伝わったとされ、「日本書紀」に日本最古の記述が見られる。


ブロッコリー  broccoli

【和名】

芽花椰菜(めはなやさい)

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 地中海沿岸

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 360mg、β-カロテン 810μg、ビタミンB1 0.14mg、ビタミンB2 0.2mg、ビタミンC 120mg

 

 

 

★Roots&History

イタリアを中心とした地中海沿岸の原産。野菜のキャベツの改良種で2000年前頃から栽培され、中世には薬用植物として珍重された。日本へは明治初期に導入されたが普及せず、消費が拡大したのは1970年代以降。黄緑、白、紫の品種もある。


カリフラワー  cauliflower

【和名】

花椰菜(はなやさい)

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 地中海沿岸

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 410mg、β-カロテン 18μg、ビタミンC 81mg、ビタミンB1 0.06mg、ビタミンB2 0.11mg

 

 

 

★Roots&History

カリフラワーは地中海原産で、ケールの野生種がルーツ。日本へは明治以降に観賞用として伝わり、戦後になって食用として普及した。当時はブロッコリーよりもカリフラワーの方が広く普及したが、現在では逆転している。


ハクサイ  chinese cabbage

【和名】

白菜

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 中国

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 220mg、カルシウム 43mg、β-カロテン 99μg、ビタミンB6 0.09mg、ビタミンC 19mg

 

 

 

★Roots&History

原産地は中国。カブとツケナの自然交雑から生まれたとされる。日本へは江戸後期に中国から渡来したものの、本格的に普及したのは日清戦争後。兵士が持ち帰った種子により栽培が開始されたと言われている。


タアサイ  ta cai

【和名】

塌菜(たあさい)、如月菜(きさらぎな)

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 中国

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 430mg、カルシウム 120mg、β-カロテン 2200μg、ビタミンE 1.5mg、ビタミンC 31mg

 

 

 

★Roots&History

昭和初期に中国から伝わった。葉が潰れているように見えることから、中国語で「ひしゃげた」という意味を持つ名がつけられている。冬の2月頃が旬なので如月菜とも呼ばれる。耐暑性が強く、夏にも栽培される。


コマツナ  komatsuna

【和名】

小松菜

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 中国

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 500mg、カルシウム 170mg、鉄 2.8mg、β-カロテン 3100μg、ビタミンC 39mg

 

 

 

★Roots&History

江戸時代にアブラナとカブの交雑によって生まれた野菜。原産地は南葛飾の小松川。名前もそれにちなんでつけられた。関東を中心に栽培されており、ハウスの利用により1年を通して出回っている。


ミズナ  mizuna

【和名】

水菜(京菜)

【科・属】 アブラナ科・アブラナ属

【原産地】 日本

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 480mg、カルシウム 210mg、βーカロテン 1300μg、ビタミンE 1.8mg、ビタミンC 55mg

 

 

 

★Roots&History

昔、京都の東寺九条辺りにおいて、肥料を使わずに水と土だけで栽培されていたため、水菜という名がついた。全国各地に伝わる際、京都で作られている菜ということで地方では京菜と呼ばれた。ミブナは京都の壬生で見つかった変異品種。


タマネギ  onion

【和名】

玉葱

【科・属】 ユリ科・ネギ属

【原産地】 中央アジア

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 150mg、カルシウム 21mg、マグネシウム 9mg、ビタミンB6 0.16mg、ビタミンC 8mg

 

 

 

★Roots&History

原産地は中央アジア、インド北西部あたりと言われている。イランやエジプトでは紀元前から食用とされてきた。日本に伝わったのは江戸時代末期だが、家庭料理で一般的に使われだしたのは明治以降、洋食が広まってから。


ホウレンソウ  spinach

【和名】

菠薐草

【科・属】 アカザ科・ホウレンソウ科

【原産地】 西アジア

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 690mg、鉄 2mg、β-カロテン 4200μg、ビタミンE 2.1mg、ビタミンC 35mg

 

 

 

★Roots&History

原産地はカスピ海南西部とされる。古くはペルシャ地方で栽培され、12世紀頃ヨーロッパへ伝わり西洋系品種が誕生。7世紀頃にネパールから中国へ渡り、東洋系品種が作られた。それが江戸初期に日本にも伝わり、広まったとされている。


セリ  water dropwort

【和名】

セリ

【科・属】 セリ科・セリ属

【原産地】 日本

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 410mg、カルシウム 34mg、マグネシウム 24mg、β-カロテン 1900μg、ビタミンC 20mg

 

 

 

★Roots&History

春の七草の代表。競り合うように密生するのでセリという。日本原産とされているが、中国でも紀元前から揚子江中流の湖北省で栽培されていたらしい。日本では「古事記」「万葉集」にセリが登場している。


ニラ  chinese chive

【和名】

韮、二文字

【科・属】 ユリ科・ネギ属

【原産地】 東アジア、アルタイ地方

 

 

【主な栄養分(100gあたり)】

カリウム 510mg、β-カロテン 3500μg、ビタミンB6 0.16mg、ビタミンC 19mg、ビタミンE 2.6mg

 

 

 

★Roots&History

東アジア原産。中国では紀元前から利用されており、日本には弥生時代に中国から伝わった。食用のほか、薬として利用されていたという記録も残っている。戦後に中国料理が普及したことで庶民にも広まった。

 

 

 

 

 

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