01g-00

土の種類と土づくり

◎土の種類 

黒土…畑などにみられる黒い土。粒子が細かくて多用すると水はけが悪くなるためコンテナには不向き。関東ローム層の表層に存在する黒っぽい火山灰で、黒ボクとも呼ばれる。赤玉土よりも粘りが少なく固まりにくい。有機物を多く含み、保水性・保肥性がいいので農作物の育成などに適している。園芸では腐葉土や他の用土と混ぜて排水性を高め、一般草花の栽培にも使われる。

山砂…火山性の天然の砂のことで富士砂・桐生砂・浅間砂の名称で市販されている。川砂に比べると水分や肥料分を保つ性質が高く、単独で東洋ラン・万年青・山野草の栽培に使われる。

川砂…花崗岩が風化して細かくなった砂のこと。産出地の名称がつけられている。水分や肥料分の保全性がほとんどないが、通気性をよくするために他の用土と混ぜて用いられている。

赤玉土…関東ローム層の赤土をふるい、粒子を揃えたもの。弱酸性。赤玉土の特徴は、肥料分は含まないが、通気性・排水性・保水性・保肥性に優れていることである。砕いた粒の大きさで、大粒・中粒・小粒に分けられる。鉢植えには中粒・小粒が適している・大粒は鉢底に敷くゴロ土に使うのが一般的。ばい菌がいないので、鉢植えの基本用土とされ、ガーデニングには欠かせない。崩れて粉末状になった赤玉土は、水を含むと粘土状になって通気性・排水性が悪くなるので、使用する前にふるいにかけて抜くと良い。安い赤玉土ほど微塵の量が多く崩れやすい。粘土質を好む水辺の植物やスイレンを植える際は、赤玉土に水を加え、練って使うと良い。

腐葉土…主に広葉樹の落ち葉を堆積させて腐蝕させたもの。有機質の養分に富み、通気性・排水性・保肥性が良く、土の中の微生物を増やしてくれる。安価な腐葉土は、葉などがそのまま残っている場合があり、土の中でガスなどを発生させ、植物に悪影響を与えるので、完熟した腐葉土を選ぶ。腐葉土は改良用土であり、赤玉土などの基本用土と混ぜて使うことが多い。

鹿沼土…栃木県鹿沼地方で産出される粒状の軽い土で、用土の一種。火山砂礫が風化して黄色い粒状になったものである。鹿沼土の特徴は、酸性を示し、通気性・排水性・保水性に優れる。酸性を好むサツキ、シャクナゲ、ブルーベリーなどに用いられるほか、挿し木にも適す。その他、基本用土と混ぜて使用する。

パーライト…真珠岩を高温処理して膨張させた人工用土である。白っぽくてやや光沢のあるガラス質。多孔質なので通気性・保水性に優れている。清潔で、挿し木の用土として用いられるかほか、土壌の改良のために用土に混ぜて使われる。非常に軽くピートモスやバーミキュライトと混合して、ハンギングバスケットなどの用土として使い勝手が良いもの。小粒になればなるほど保水性が高い。軽量が災いして次第に土の表面に粒が浮かび上がってくるので、攪拌(かくはん)をかねて定期的に植え替えをするのがいい。

ピートモス…ミズゴケ・シダ類などが堆積して泥炭化したもの。ベースの土に配合して用いる。通常、酸性を示すが、石灰を加えて中和し、中性にしたものもある。バーミキュライトやパーライトと混ぜて使用することが多い。ブルーベリーやチェッカベリーなど、酸性を好む植物に適する。

 

◎土づくり

植物にとって「土」とは、とても大切な存在です。すべてが土で決まるといっても過言ではありません。初めて花を植える方は土づくりと聞くととても難しいもののように感じてしまいますが、初めての方はホームセンターや園芸店で販売している「培養土」使うことをお勧めします。培養土といってもたくさんの種類があり、今ではブルーベリーの土、洋らんの土、○○配合の土などある植物に特化した土や、すでに肥料が配合されている土があります。植える植物によって土を換えたりして使ってみましょう。肥料が配合された土なら、肥料のやりすぎなどの心配もなく栄養分たっぷりの土で育てることができるのでとっても簡単です。あまりにも安価な商品は廃棄土などが入っている可能性があるので注意しましょう。